【ワンワールド世界一周:北米編】キャセイの大阪発トロント便は台湾「と」香港経由

大阪発・東回り世界一周旅行における北米へのアクセス

東京発だけでなく、最近は大阪の関西国際空港をスタート地点にして世界一周旅行をする方も増えてきているようですね。

 

世界の16箇所を回れる、ワンワールド「グローバルエクスプローラー」航空券を使い、東周りで関空から北米方面に向かう場合、1回1以上の乗り継ぎが必要です。

ワンワールド・アライアンスのwebサイトによると、大阪から乗り継ぎなし直行便で行ける北米の都市はアメリカ・ロサンゼルスとハワイの2か所のみ
(ハワイを北米と表現していいのかは微妙なところですが)

 

2014年12月現在、大阪から乗り継ぎ1回で行ける北米の都市は以下の通りです。

【カナダ】
- バンクーバー
- トロント

【アメリカ】
- シカゴ
- ニューヨーク
- ボストン
- ワシントンDC
- アトランタ
- ナッシュビル
- インディアナポリス
- セントルイス
- マイアミ
- オーランド
- オースティン
- ダラス
- アルバカーキ
- エル・パソ
- ラスベガス
- リノ・タホ
- トゥーソン
- サクラメント
- サンフランシスコ
- サン・ノゼ
- フレスノ

乗り継ぎ1回で行けるカナダの都市は2つと、以外に少ないんですね。

北米のスタート地点としてカナダのトロントを最初の目的地に選ぶ方もいらっしゃるかと思います。
今回は関空-トロントのフライトがちょっとユニークなのでご紹介。

(※写真がアジアっぽいですが、トロントにあるヒンドゥー教寺院Shri Swaminarayan Mandirです。)

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大阪~トロントは乗り継ぎ1回...じゃない!?

ワンワールド関空-トロントを繋ぐ路線はキャセイパシフィックで、
香港で一度乗り換えする必要があります。関空-香港間はJALとのコードシェア便となっています。

このCX565便(JL7055便)、関空-香港...と見せかけて、実は台湾の台北桃園空港で一度着陸します。

チケットも「OSAKA - Hong Kong 」ですが、台北で一度降機して荷物検査を通り、同じ機体の同じ座席に着席するのです。

 

なので実質関空-トロント区間は「関空-台北-香港-トロント」で2回乗り継ぎなのですが、ワンワールドエクスプローラー世界一周航空券では、この区間の乗り継ぎカウントは1回分となっています。

この航空券は搭乗回数の上限が決まっているので、少ないほうが嬉しいは嬉しいのですが、ちょっと不思議ですね。

 

乗り継ぎ2回、フライト時間はなんと21時間!

気をつけていただきたいのが、フライト時間です。
2回も乗り継ぎするだけあって、このフライトは約21時間と長い!

このくらいは長いうちに入らない!と若者バックパッカーの皆さんならおっしゃるかもしれませんが、病み上がりのアラサーには結構しんどいです...
しかも乗り継ぎのたびに空港の混雑でフライトが遅延するとさらに長くなる可能性もあります。

関西地域から北米に向かう場合、おとなしくいったん伊丹から成田か羽田に向かうほうが時間もトラブルも少なく済むかもしれませんね。

 

ワンワールドエクスプローラーの場合、世界一周のスタート地点とゴール地点は同じ空港でなくてはいけませんので、東京スタート・大阪ゴールというルートにはできないのが難点ですが、
伊丹空港の方が関西国際空港より近い、という方であれば、より快適な旅を望むなら東京発着でルートを作るのも一つの手かもしれません。

 

※ちなみに台北桃園空港での時間は30分程度しかありませんが、荷物検査~乗り継ぎゲートまでの間に免税店がありますので、混雑時でなければお土産を買うことも可能かもしれません!


読んでいただいた方のご参考になりましたら幸いです。

 

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