2014/01/27 休業日記21日目:大阪発セブ島旅行ならフィリピン航空が意外と便利!(フィリピン留学にも)

無事1週間のスパルタフィリピン留学@サウスピークを終え、ただいまマニラ空港(ニノイ・アキノ空港)で4時間のトランジットをLaptop Stationで快適に過ごしております。
直行便がある成田発の皆様と違って、KIX利用の関西圏住民は乗換不可避なんですよね・・・。
「世界で最悪のターミナル」「何かにつけてチップをせびられる」等々の悪評をとどろかせるマニラ空港。乗継に不安を抱かれる方も多いのではないでしょうか。 
そこで本日は大阪からセブ島へ旅行される方向けのTipsをまとめてみました。

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ご参考:マニラ空港の評判

比マニラ空港は「世界で最悪」、利用者評価をサイトが発表 AFPBB News    

フィリピンの主要空港である首都マニラ(Manila)のマニラ国際空港はこのほど、2年連続で「世界で最悪のターミナル」に選ばれた。
旅行関連サイト、「The Guide to Sleeping in Airports(空港で眠るためのガイド)」が利用者を対象に調査したところ、混雑したマニラ空港の第1ターミナルは、「快適さ」と「利便性」、「清潔さ」、「顧客サービスの質」で最も低い評価を受けた。
【10月22日 AFP】

CNN.co.jp : フィリピン・マニラの空港で銃撃、4人死亡

 

まずはじめに:関西エリアから直行便は利用できないのか?

まず大前提として、関西国際空港(以下KIX)発-セブ・マクタン空港(以下CEB)の直行便はありません。(2014年1月月初時点)

海外旅行に不慣れの方や英語のサインが読めない方は本来直行便がお勧めなのですが、そのためにはお住まいの地域から成田空港へ移動する必要があります。
そのさい考えられる移動方法は3つあります。

私も当初マニラ空港乗継をなんとか避けられないかな?と上記の方法を検討したのですが、
フィリピン航空直行便への乗り継ぎ時間が短い上に、国内便航空券の費用が追加で発生してしまいます。


成田経由は私にとっては現実的な選択肢ではありませんでした。
そこでもろもろのメリット・デメリットを考慮した結果、関空発-マニラ経由-セブ着のフィリピン航空を利用することにしました。

 

関空発マニラ空港乗り継ぎなら、断然フィリピン航空が便利!

今回は往復ともフィリピン航空を利用しました。理由は以下の2点です。

  1. アシアナ・大韓航空キャセイパシフィックに比較して低価格
  2. 到着時間が遅くなりすぎず、トランジットも長すぎない
  3. マニラ空港での乗り継ぎが平易

詳細を以下に説明いたします。

 

1.アシアナ・大韓航空キャセイパシフィックに比較して低価格
2.到着時間が遅くなりすぎず、トランジットも長すぎない

先述の直行便をあきらめた次に検討したいのは、仁川や釜山、香港経由など他国の空港を経由する方法です。
が、そこでネックになったのが価格と乗継待ちの時間でした。

 

セブ島行きを検討しだしたのが旅行の2週間前ということもあり、フィリピン航空の5万円台に対してアシアナ・大韓・キャセイの航空券価格は7万円台。

また、上述の3社の便では乗継時間が9時間、10時間・・・と長い便しかなかったのに対し、一方のフィリピン航空は最短2時間半で乗り継ぎ可能です。

(このあたりは変動する可能性があるので、Skyscannerで航空券を検索して比較してください!)

 

3.マニラ空港での乗り継ぎが平易

上述の2つのメリットに加え、フィリピン航空を選択する決め手になったのが「乗継の便利さ」という点です。

マニラ空港乗継でネックになるのがターミナル移動です。
乗り継ぐターミナルが異なる場合、シャトルバスやタクシーを使ってターミナルを移動する必要があります。
一方、フィリピン空港利用であればターミナル2内での階層移動のみで済むのです!

 

香港経由便などを経験されている方は、「ターミナル移動くらいどうってことないでしょ」とお考えかもしれません。

しかしそこは一筋縄ではいかないマニラ空港。
Google先生にお尋ねすると悪質タクシーが出没している、なぜか空港外の道路(激混雑)を利用する必要がある、バスが遅れる、バスの表示(窓ガラスに紙で貼ってある)が読めない、等々の体験談がずらりと表示されます。

乗り継ぎ時間に余裕のない方、英語でシャトル乗り場への道を尋ねる自信がない方にはあまりお勧めできなさそうです。


※ちなみに、行きのマニラ-セブ便・帰りのマニラ-KIX便が17時を過ぎている場合、預け入れ荷物をアライバルエリアでいったん受け取り、再度チェックインする必要がありますのでご注意ください。
理由は・・・空港職員が17時退社しちゃうからとかなんだとか・・・。(本当?)

 

フィリピン航空を利用するデメリット

一方で、マニラ経由のフィリピン航空便を選択するデメリットもあります。

  1. 大手アライアンスとのマイレージ提携をしていない
  2. 機内エンタテインメント用の画面が座席毎にはない

 フィリピン航空で貯められるマイレージは自社の「マブハイ・マイルズ」のみです。マイレージ積算先にこだわりがある方にはおすすめできません。

また、KIX発のフィリピン航空の機体(エアバス)には、各座席ごとの画面がなく、大画面に映画を放映するスタイルです。
「機内では映画や音楽を楽しみたい!」という方には向いていないといえます。

 

このようなメリット・デメリット双方から検討した結果、私は往復ともフィリピン航空のマニラ経由便を利用することに決めました。

この記事が関西の皆様の助けになれば幸いです!

ご参考:

【出発用】フィリピン航空を利用した際のマニラ空港での乗り継ぎの仕方のご案内
(UU Travel社、写真付きで帰国便用も掲載されています)

ニノイ・アキノ国際空港の最短乗り継ぎ所要時間について

(フィリピン航空webサイト、日本語)