読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ロボットでした I was a Robot

20代、iwasaの無職旅日記。世界一周したときの話、マネーやキャリアの話などなど



悩める転勤族女性は同胞を求めている(と思う)

とある転勤族女性の悩み・・・仲間に出会えない(っていうかいない)!

いつも不思議に思うことがあります。
それは、「総合職かつ転勤族の女性って、どこに存在しているんだろう?」ということです。


私は前職時代、全国転勤の営業職として数回の転勤を経験しましたが、そのたびに心細く思ったものです。

「総合職で転勤族って、これから人生どうやって計画を立てたらいいんだろう?」と。

身近なところに「総合職・転勤のある営業職」に就いている女性の先輩がいなかったため、今後どんな人生のステップを踏んでいくべきなのか、キャリアプランが全く見えてきませんでした。

(経理や総務など、バックオフィス系総合職の先輩はいらしたのですが、本社から異動がないため、キャリアや人生計画の参考にはなりませんでした。)

 

いっぽうで男性営業職の先輩の場合、奥様が職を辞して転勤についていくケースが多いように感じました。
しかし女性はどうやって転勤人生を乗り越えているのでしょう?
辞令を受け取るたびに、「周りに総合職で転勤族やってる女性の先輩がいればいいのに!」と感じました。

 

私の記憶では、私と同窓で4年制大学を卒業し、企業に就職した女性の友人のほとんどは正規雇用として入社していました。

総務省労働力調査においても、20-24歳の正規雇用職員のおよそ半数は女性です。 f:id:iwasarobot:20140212150339p:plain

(上:15歳~64歳就業者のうち正規雇用職員における男女比率。労働力調査、全国版2013年次データより作成)

 

一般的に言われていますように、

ということが上のグラフからも読み取れます。つまり、「社内にいる女性正社員の先輩」の数自体が少ないのですね。
結婚、出産を経験し、さらに子育て中!という年代=35歳以上では、正規雇用の女性は3人に1人もいません。

 

また、ここにはデータがないので推論になってしまうのですが、

  • 正規雇用でも一般職、地域限定職に女性が偏在している
  • 正規雇用かつ総合職として採用される場合においても、転勤のない職種を選択する女性が多い 

ということもあり、「総合職かつ転勤族の女性」の総数がそもそも少なく、キャリアの参考にできるような女性の先輩とめぐり合いづらいのでしょう。

 

 

 キャリアプランが立てられないから、人生の見通しもつかない!

転勤族女性を悩ませる最大の悩み、それは「人生計画どうすりゃいいの?」これに尽きるのではないでしょうか。

その最大の原因は先述の通り。先人がいないためにキャリアプランが不透明であることだと考えます。

 

私のおよそ5年間の社会人生活を通して、「転勤を経て成功・昇進した女性正社員」の先輩をほとんど見たことがありません。

海外駐在や課長昇進はほぼ全員男性、例外的に海外駐在した女性は結婚しない宣言をしたスーパーエリートのみ。

どのような努力をすれば評価されるのか分からない。そもそも女性がどんなキャリアを歩めるのかが分からない。

このような状況で、キャリア向上を目指して頑張り続けられる若者は相当ガッツがある人です。

 

前職で赴任から戻り海外営業として本社勤務になった際、男性ばかりの管理職デスクや駐在員のメンツを見て、私は正直

「いくら仕事を頑張っても、女性じゃ評価されないのかなあ・・・」

と疑心暗鬼になってしまいました。

 

仕事は好きだったので、一縷の望みを抱いてしばらく勤務しましたが、残念ながら私の在職中に海外研修や駐在などに選ばれるのは、結局のところ男性ばかりでした。

もちろん、性別以外にも選抜要素はたくさんあることも、性別関係なく若手が活躍している部署も社内にはある、と理性で分かってはいるのですが、ますます私の疑いの心は深まりました。

 また、私は海外駐在を希望していたのですが、当時は駐在員選抜の基準も非常に不透明で定量的な成績のレビューもなかったため、何を頑張れば、どのような成績を上げれば昇進できるのか、希望が叶うのかが分かりませんでした。

そして、私はその企業を辞めることにしました。 

いま振り返ると、もっと上司と冷静な話し合いの場をもてばよかったな、とか上司の上司と話す機会をもてばよかったかもしれないとは思いますが、辞職を決心した最大の原因は「何が基準で評価されるのか不透明」であることだったと、あらためて思いました。

 

大事なことなのでもう1回言いますが、

 努力をしても報われない。あるいはどのような努力をすれば評価されるのか分からない。キャリアのモデルとなる先輩もいない。

そんな状況で成績を上げる努力を続けられる人は超人だと思います。

 

今の20、30代の転勤族女性は理想のキャリアプランを求めて必死に頑張っているかたがただと思いますが、お手本にしたり、相談できる同性の先輩がいないというのは想像する以上にしんどいことです。

  

そこで言いたい「転勤族女性よ、勝手にロールモデル作っちゃえ!」

 結論が安易すぎるかもしれません。ごめんなさい。

要は、社内にロールモデルになるような女性がいなければ、ネットでも何でも使って勝手にロールモデルにしちゃえばいいじゃない!という考えです。

 

残念ながら私は前職時代、身近ではキャリアの参考になる女性を見つけることができませんでした。

しかし、ビジネス書やなんかでいけてる女性ビジネスマンを見つけては、その人の経歴をチェックしては「こんなことをして評価された人もいるのか~」「こういう能力が求められているのかな?」「こんなキャリアもありなのね」と自分の方向性の肥やしにしておりました。

また、いろいろな先輩方の人生や職務遍歴を知ることで、「現在の仕事にしがみつかなくてもいいんだな」ということが分かり、気分が楽になりました。

 

もちろん社内をはじめ身近な現実の世界に頼れる先輩がいればいうことはありませんが、周りにロールモデルがいなければ、webサービス、読書会、新聞記事、なんでも参考にして自分のキャリアを考える肥やしにしてしまいましょう。

それだけでも、手がかりゼロでキャリアの海にこぎ出でるよりは幾分かマシではないかと思います。 

 

まずは自分の仕事人生(キャリアプラン)の見通し、少なくとも手がかりを得ることで、人生計画の基礎部分を設計することができます。

手がかりをもとに「これくらいの稼ぎがありそうだ」「家は買わないほうがよさそうだ」「独立して仕事をすれば場所にこだわらず働けるかも」想像してみると、仕事と人生の計画は不可分であることがあらためて自覚できるでしょう。

 

そんな感じでいい感じの人生にしたいですねえ。

現在は転勤族から長期出張族に転身したiwasarobotでした。