【TOEIC】純ドメ社会人5年目で950点達成。昨年の受験から85点UPしました

先日の記事で受験したと書いたTOEICの結果が出ました。

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3月16日に受験し、4月7日にTOEIC SQUAREから受験結果メールが届きました。

Webでの結果発表でも3週間かかるんですね。

同じく先日受験したTOEFLは3月23日に受験し、10日後の4月2日には受験結果メールが届いていますので、TOEFLに比べると少し長いですね。受験人数の差でしょうか。

 

結果は予想だにしていなかった950点!

標記のとおり、なんと前回受験時の865点から85点も向上していました。

リスニングに関しては、TOEIC900点獲得をターゲットにした参考書を使い、地道にシャドーイングと音読を反復していたことが有効だったように思います。

またリーディング速度や語彙に関しては、先月から取り組んでいるTOEFL対策(TOEICではない)の効果を実感しました。

 

以下にこの1年の英語学習環境、および今回使用した参考書について記録しました。

 

この1年の英語学習環境を振り返って

今年から、現在働いている会社の人事システムへのTOEICスコア登録が義務化されたのですが、前回の受験からうっかり1年以上経過してしまい、スコアの有効期限が切れていました。

前回受験したのは転職前で、一応「純ドメ」(※)とはいえ、海外営業部のはしくれとして毎日英語の電話やメールを打っていた頃です。

 

※純ドメとは:

「純粋なドメスティック環境で生まれ育った日本人」の意で、特に語学学習や留学の場面において、長期留学経験者・外語大卒者・帰国子女である日本人と区別するために用いられる語です。

  

海外営業部なのにTOEICスコアが865しかない、というのは最近の大学生の皆さんとしては驚愕の事実なのではないかと思います。

(最近面接を担当させていただいた際には、TOEICで800点台を取っているような学生さんばかりでした。最近の学生さんは本当に勉強熱心ですよね。)

 

上記の点については、私が幸運だっただけです。
海外営業部にいる若手総合職の7割がたは留学経験者か東京外語・大阪外語卒、そうでなければ上智でした。そんな中でなんとかかんとか苦労しながら仕事をしておりました。(背景はわかりませんが、海外語学研修は男性しか行かせてもらえないという慣習になっておりました。)

 

現在はコンサルタントの下っ端に転身し、英語はほとんど使っていません。

特にこの半年間は、英語の「え」の字も出てこないような国内案件にしか関与していなかった上、超長時間労働のために日常的な英語学習をやる余裕もありませんでした。

 

その後、1週間の休暇中にフィリピン・セブ島の語学学校「サウスピーク」で英語修行を積んだものの、

3月中旬からはアサインされたプロジェクトが鬼のように忙しく、再び長時間労働の日々で正直「TOEFLだけで手一杯なのにTOEICどころじゃないよ!」という感じでした。

 

とはいえ人事システムに登録するスコアが転職前より下がっていたら、採用してくれた先輩方に面目が立ちませんし、今後海外案件に参加させてもらえるチャンスが減ってしまうかもしれません・・・。

自宅に帰ると疲れがどっと出て、全く勉強をやる気が出ませんでしたので、21~22時台で帰れる日があれば、極力会社の近くの喫茶店で参考書を広げてぶつぶつつぶやいていました。

 

使用した参考書

とにかく仕事に追われて時間がありませんでしたので、下記の一冊に集中して取り組みました。単語帳やイディオムは全くやっていません。

CD付 新TOEICテスト900点突破20日間特訓プログラム

CD付 新TOEICテスト900点突破20日間特訓プログラム

 

実はこの本は前回865点を取った際にも使用していたものです。そのときは確か820点から865点(45点UP)したように記憶しています。

私は複数の参考書に取り組むよりも、効果が出た参考書を何度も解くのが好きですので、1年前使ったこの参考書を引っ張り出して解きなおしました。

 

この参考書は「模範解答(文章)の音読→模範解答(音声)のシャドーイング」に重点を置いている点に特徴があります。

リスニングパートだけでなく、リーディングパートの例題もシャドーイング用音源がついており、TOEICの問題形式を解く時間の3倍くらい音読とシャドーイングに時間がかかります。

 

初めてこの本を解いた時には、「こんな早いパッセージ、聞き取れるわけないだろ!」と心が折れそうになりつつも、1問30分以上かけてシャドーイングをしていました。

だまされたと思ってひたすらシャドーイングをやっていると、何故か徐々にリスニングが楽になってくるんですよね。

どうも私にはこの方法が合っていたようです。

今回もTOEICの問題形式を思い出しつつ、たんたんと音読、シャドーイングを行いました。 お風呂場では音読、BGMが大きめの喫茶店ではシャドーイング、といった具合になんとか時間をひねりだしました。

 

4月からはTOEFLに集中します

先月からTOEFL対策のため、兵庫の小さな予備校に通いだしたこともあり、より難易度の高いリスニング・リーディングに取り組んでいたことも今回のスコア獲得の一因だと思います。

TOEICなんざTOEFLに比べたら「へのかっぱ」レベルに簡単だったんだなと、あらためてTOEFL受験後に思いました。

語彙も日常・ビジネスで使う範囲内にとどまっていますし、全く聞いたことのない単語が複数含まれる文章を数分間リスニングする、といった推理力を要する設問もありません。

なんにせよ、前回よりスコアが下がらなくてよかった。これで1年はTOEICを受けないで済みます。引き続き、TOEFLの勉強を頑張ります~。

 

iwasarobot