【世界一周:アメリカ】ニューヨークの日本語対応病院「安心メディカル」でキャッシュレス診療を受けてみた
先日の記事で「耳が痛いのが治らない」という記述をしていたのですが、「耳が痛い」で検索してみたところ
『放っておくと難聴になる可能性も!』
という脅し文句に震えあがり、念のため病院に行くことにしました。
私は日本語・英語以外はからきしできないので、病院に行くならば英語が通じる国、しかも大都市にいる間に行っておいたほうがいいなあと考えました。
楽天プレミアムカードに自動付帯してくる海外旅行保険を利用して、キャッシュレス診療に対応してくれるニューヨークの病院を紹介し ていただくことにします。
保険に関しては、以前、世界一周準備編の記事で触れましたが、まさか自分が実際に利用することになるとは思ってもみませんでした...
要約しますと、キャッシュレス診療を受けるまでには以下の3つのステップがあります。
1.三井住友デスクに連絡・病院の紹介を依頼する
2.病院の予約を依頼する
3.パスポートと楽天プレミアムカードを持って病院に行く
以下に私が病院で診療を受けるまでの実際の流れをくわしくご説明します。
1.三井住友保険デスクに連絡・病院の紹介を依頼する
楽天プレミアムカードに自動付帯している海外旅行保険は「三井住友保険」のものです。
付帯保険のサービスを受けるには、まず楽天プレミアムカード・三井住友保険デスクへ電話します。
海外から掛ける場合は国際電話になりますので、通話時間に注意しましょう。
私は「050Plus」(IP電話アプリ)を利用したので通話料金自体は国内電話と同じだったのですが、通話品質がいまいちだったらしく、オペレータの方が少し聞き取りづらいとおっしゃっていました。すみません...。
症状、発症からの経過日数、現在の滞在地などを伝えた後に、
「できればキャッシュレス診療を受けられる病院をご紹介いただけると助かるのですが」とお願いしたところ
「わかりました。もうそちらは夜遅いと思いますので、なるべく急いでお調べします!」
とのことで、オペレーターさんが最寄りの病院を調べて折り返しお電話くださることになりました。
この時点でこちらは夜21時。
...1時間経過...
...2時間経過...
...3時間経過...
...この日は電話来ませんでした。
本当に夜遅くになってしまったので、この日は折り返し電話が来るのを諦めて寝ることにしました。
おそらくはこちらが深夜であることを遠慮して翌朝折り返してくださったのだと思うのですが、それなら「なるべく急いで」と言わないでくれたほうが早く寝られてよかったかな...。
2.病院の予約を依頼する
翌朝10時、別のオペレーターの方から病院の紹介を受けました。
オペレーターさん「ブルックリンに滞在されているとお伺いしておりますが、ニューヨークの安心メディカル・ヘルスケアという病院ではいかがでしょうか。」
場所を確認したところ、グランド・セントラル駅から歩いてすぐのようです。その病院で本日予約がとれるかどうか、確認していただくことにしました。
折り返しの連絡は(今度は)すぐにいただき、運よく当日夕方17時からの予約を入れていただくことができました。
オペレーターさん「ホリデーシーズン直前で予約が立て込んでおり、日本人の先生ではなく、Chin先生という方になるのですが、日本人の患者さんには慣れていらっしゃるとのことです。」
私「はい、大丈夫です。ではChin先生の予約をお願いいたします。」
これで無事に予約は完了です。
参考:Anshin Medical Health Carem New York のwebサイト
3.パスポートと楽天プレミアムカードを持って病院に行く
さて、あとは予約の時間までに病院に行くだけです。
初診の際は問診票のほか、海外旅行保険の利用申請のための書類記入が必要になりますので、時間に余裕をもって行きましょう。
安心メディカルはグランド・セントラル駅から西方向に徒歩5分ほどのビルの3階にあります。
最初、ビル内のテナント案内表を見て、「A」の項目に「Anshin Medical」がなかったので、てっきり違うビルに入ってしまったのかと勘違いしてしまいました。
よくよく確認してみますと「303」のテナントには確かに「Dr.XX,Dr, Chin...」と名前があります。
ビルの3階に到着すると、片方の廊下に大きく「安心 Medical」の看板が。
このドアのインタホンを押して中に入ります。ちょっと入りづらいですが、中は日本同様の病院の待合室です。
Chin先生は片言の日本語と簡単な英語で診察をしてくださいました。
先生「うーん、これはExternal Ear Infectionだね...漢字で書くと、こう!」
『外耳炎』
私(そのまんまや!!)
耳の中の様子をPCとカメラを使って見せていただいたところ、確かに左耳の中だけ赤く腫れているのがわかります。
抗生物質と痛み止め、耳に差す薬の3つを先生から受け取り、無事に診察終了。
効能がわかりやすいようにと、それぞれの薬の袋に「抗生物質」「止痛」と漢字で書き込んでくれました。
診察が終われば、支払いもないので受付の方に挨拶をして立ち去りました。
はあ、これで一安心です。
あとはしっかり薬を服用して治さないといけませんね。
旅先での思わぬ痛みや体調不良はほんとに憂鬱になりますが、大事に至る前に病院でしっかり診察をしていただくと、心も少し晴れやかになると思います。
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