【海外ETF】確定申告(外国税額控除)の準備をしよう
現在ペルーのクスコにいるiwasarobotです。
米国ETFを購入したのですが、日本円建て投資信託を入れている特定口座ではなく、外貨建て一般口座で管理されているため、配当金について米国と日本で二重課税されている状態です。
この課税分を一部取り戻すためには、確定申告が必要です。
ただし、ご注意いただきたいのがSBI証券のNISA口座で購入した海外ETFに関しては外国税額控除ができない、という点です。
参考:SBI証券webサイトQ&A
NISA口座で買付した米国株式の配当金は、外国税は課税されますが国内の所得税・住民税は非課税になります。
外国税のみ課税されることから二重課税に該当しないため、外国税額控除の適用を受けることができません。
2月の確定申告に向けて、NISA口座以外で米国上場ETFの外国税額控除をする場合の手続きを記録しておこうと思います。
(あくまでも自分用メモなので、確定申告の手続きはご自分の責任でお願いします。)
外国税額控除に必要な書類の確認
まずはAll Aboutの記事によると、外国税額控除に必要な書類は以下の4点のようです。
外国税額控除のみを行う場合は「確定申告書A」を、売却益などの申告を行う場合は「確定申告書B」を使用するようです。
私は海外ETFを売却していないので、譲渡益に関しての申告は不要なのかな。
【外国税額控除を受けるのに必要な書類】
証券会社で発行される資料を集める(SBI証券の場合)
「3.外国税額控除に関する明細書」を作成するためには、証券会社から発行される、外国株式の配当に関する書類が必要になりそうです。
私が利用しているSBI証券では、以下のようなwebページが用意されていました。
http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/pop690_koujyo.html
SBI証券webサイト:確定申告サポート(一般口座のお取引)
外国株式の取引は、「外国株式・上場投信等取引報告書」で確認できます。
私の場合、電子交付サービスを利用しているため、SBI証券のwebサイトから「口座管理」>「電子交付書面」で必要な書類を揃えられました。
(↑電子交付書面の画面。赤で囲んだ部分が「種類」)
外国株式の配当に関する書類は、種類「その他」>「外国株式・上場投信等配当金・収益分配金のお知らせ(兼)支払通知書」からダウンロードすることができます。
外国株式取引報告書に関しては、種類「取引報告書」>「外国株式取引報告書」からダウンロードすることができました。
備考:特定口座の年間取引報告書について
余談になりますが、一般口座ではなく特定口座の「取引報告書」に関して「郵送」を選択されている方は、平成26年度分は以下の日程で郵送されるようです。
繰り返しになりますが、あくまでも自分の備忘用の記事ですので、ご参考にされる場合はご自分の責任で。どうぞよろしくお願いいたします。
iwasarobot
過去の参考記事:
【20代のNISA】2014年のNISA枠100万円を海外ETFに使った結果 - ロボットでした I was a Robot
【20代のNISA】手数料無料!にひかれて海外ETFを購入することにしました - ロボットでした I was a Robot