【世界一周:メキシコ】歴史地区ソカロの路上市と大聖堂、太陽の神殿テンプロ・マヨール

前回のメキシコシティ歩きの記事の続きです。

 

歴史地区の中心ソカロへ

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 Palacio Nacional(国立宮殿)やCathedral Metropolitana(メトロポリタン大聖堂)など、植民地時代の建築が集まるメキシコ市歴史地区の中心がZocalo(ソカロ)です。

 

カテドラルの周囲にはたくさんの露店が出て、おみやげを求める国内外からの観光客でいっぱいです。

私もメキシコらしい小さな織物を購入したのですが、値切り下手で日本の価格からしてもちょっと高めの値段で買ってしまいました...!orz

今後は値段交渉のスペイン語もちゃんと覚えてからお土産もの探しをしようと反省しました...

 

メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂へ

かつてメキシコシティは、アステカ王国の首都テノチティトランと呼ばれましたが、スペインの征服者エルナン・コルテスによって破壊され、廃墟の上に新たなスペインの都として建設されました。

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メトロポリタン大聖堂はアメリカ大陸最大級のローマ・カトリック教会の大聖堂であり、アステカ王国の神殿テンプロ・マヨールを破壊し、その石材の一部を転用して建設したものです。

中には敬虔なカトリック教徒であるメキシコ人の方々でいっぱいでした。
建物の中に入るときは、脱帽するマナーをお忘れなく(私はうっかり忘れていて警備員さんに注意されました...。)

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太陽神ウィツィロポチトリの神殿、テンプロ・マヨール

1970年代に、電気ケーブルの工事中、偶然発見されたのがこのアステカ王国時代の神殿「Templo Mayor(テンプロ・マヨール)」です。この遺跡はメトロポリタン大聖堂のすぐ裏手にあります。

ここではアステカの太陽と戦の神であるウィツィロポチトリ、雨の神であるトラロックを祀った神殿の遺跡と、その発掘物を展示する博物館を鑑賞することができます。

 

当初、遺跡部分しか見られないかと思いふらっと入場したのですが、博物館をふくめて2~3時間ほど鑑賞に時間がかかりました。じっくり鑑賞することをおすすめします!

参考:Wikipedia

アステカ人はウィツィロポチトリ神託に従ってテノチティトランに移住した。

この伝説は、アステカ人が新しい都を築くべき地は、蛇を咥えた鷲がサボテンにとまっている地であるという神官の予言であった。

ちなみにこの伝説ないし部族の予言は、今日のメキシコの国旗の中央にも描かれている国章のデザインにもなっている。

テノチティトラン - Wikipedia

羽毛の生えた蛇として描かれる、アステカの農耕の神ケツァルコアトルの像。

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大聖堂への転用のための加工途中?と思われる石材。

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頭蓋骨を一面に描いた石の壁。

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神への供物としてささげられた、顔のついたナイフ。ちょっとユーモラスな顔をしていますよね。

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テンプロ・マヨールの遺跡と博物館を見終わったころには、かなりへとへとになりました。
近くには屋上から遺跡を眺めながらコーヒーを飲める喫茶店もありますので、付近で一息ついてから宿に戻るのもいいかもしれませんね。

 

 

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