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ロボットでした I was a Robot

20代、iwasaの無職旅日記。世界一周したときの話、マネーやキャリアの話などなど



【読書メモ】ハーバードビジネスレビュー2月号「新興国のグローバル企業に学べ」

意外と読めちゃう、ハーバードビジネスレビュー

今月のHBRは新興国特集。

2,000円という価格帯、マネジメント寄りの内容、そして「ハーバード・ビジネス・レビュー」という名前のごつさに、なかなか若手のビジネスマンには近寄りがたい感のあるビジネス誌です。

しかし、テーマさえ興味があるものであれば、読み応えがあって非常に面白く読めること間違いなし! 

 新興国ビジネスにご興味がおありの方、「いままでなかなか食指が動かなかったけれど、一度HBRを読んでみたいな」という方、HBRにトライする良い機会だと思います。是非一度お手にとってみてください!面白いですよ。

本日は個人的に面白かった記事を抜粋してご紹介します。 

"※HBRとは

世界最古のマネジメント誌『Harvard Business Review』 

『Harvard Business Review』(HBR)とは、ハーバード・ビジネススクールの教育理念に基づいて、1922年、同校の機関誌として創刊された世界最古のマネジメント誌です。 

アメリカ国内では29万人のエグゼクティブに購読され、日本、ドイツ、イタリア、BRICs諸国、南米主要国など世界12カ国、60万人のビジネスリーダーやプロフェッショナルに愛読されている、ワールドワイドなマネジメント誌です。

http://www.dhbr.net/list/about

 

HBR2月号「新興国のグローバル企業に学べ」読書メモ

新興国のグローバル企業の特徴:

  1. 長期的な戦略策定に時間をかけるより、リスクをとってでも目の前のチャンスをつかむことに貪欲である
  2. 絶え間なく変化し続ける事業環境(インフラ、政情、規制等)への対応力に強みがある

 

新興国の企業は世界のTOP企業に迫りつつある

例1) アルゼンチン・アルコア社:世界最大のキャンディメーカー

例2)   ドバイポーツワールド:世界第4位の港湾管理会社

どちらも欧米企業を押しのける大躍進中。
ちなみに最近、日本のコンビニやドラッグストアでも、ARCOR(アルコア)社の「Bon o Bon」というチョコレートが販売されています!

Grupo Arcor - Wikipedia, the free encyclopedia

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また、2013年のForbes誌 "Global2000"企業ランキングにも、新興国企業が数多くランクインしています。

著名な企業では、ロシアのガスプロム(17位)やブラジルのペトロブラス(20位)・ブラジル銀行(67位)、メキシコのAmerica Movil(100位)、インドのタタ・モータース(334位)などがランクインしています。

※これらはほんの一例にすぎません!

 

 “フォーブス・グローバル2000(Forbes Global 2000)は、フォーブス誌が毎年発表する世界の公開会社(public company)上位2000社のランキングリストである。
順位は売上高、利益、資産、市場価値の4つの要因に基づいて決められる。

 

特徴ある新興国企業のビジネススタイルを紹介

 

  1. 世界最大の製パン会社、ビンボー(メキシコ)

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Home :: Grupo Bimbo

1945年創業、売上・生産量ともに世界最大の製パン企業。 

将来の計画よりも日常生活の水準向上を優先しており、アメリカ大陸はもちろん、欧州やアジアへも展開。中国をはじめとする世界中のニッチ市場獲得へ動いています。

日本でこそあまり見かけませんが、売上の半分以上を海外での売上が占めています。

彼らにとっての最重要課題は実行力。好機を逃さず実行し、実験の結果(市場の反応)をベースに改善を積み重ねるのがBimbo流だそうです。 

 

※メモ:2014年2月、Bimbo社はカナダ最大の製パン企業Maple Leaf Foodsを買収しました。

 

 2. オシマムバイオソリューションズ(インド)

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Ocimum Bio Solutions - Wikipedia, the free encyclopedia

2000年創業のバイオフォーマティクス企業。

少ない元手で多くの結果を出す点がオシマム社のやり方。

また、開発終了前に販売契約を締結してしまうなど、失敗をおそれずスピードをもって市場に挑んでいます

 

  3.グローバル・テレコム(旧オラスコム・テレコム)(エジプト)

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Global Telecom - Home

1998年設立、カイロに本拠地を置く通信会社。

積極的な市場拡大と地道な信頼関係の構築により、2003年から2010年のあいだに契約者数を703%伸張しました。

彼らが事業を行う国の大半は、世界銀行の「ビジネスのしやすさランキング」下位4分の1の国。

たとえばヨルダン、ジンバブエ、イエメン、パキスタンイラク北朝鮮レバノンナミビア・・・と、ビジネス環境が安定しているとは言いがたい国々で彼らは市場を伸ばしているのです。

2010年には、合併して世界6大通信会社の一員となっています。

 

 

新興国のグローバル企業は、それぞれ前述の

  1. 長期的な戦略策定に時間をかけるより、リスクをとってでも目の前のチャンスをつかむことに貪欲である
  2. 絶え間なく変化し続ける事業環境(インフラ、政情、規制等)への対応力に強みがある

上記2つのスタイルを強みとして、事業を拡大していることがわかりますね。

2月号は新興国・グローバル特集。他にも面白い記事がたくさんありましたので、追って読書メモを残しておこうと思います。