【世界一周:トロント】鉄板カナダネタ「プーティン・ホッケー・ティムホートンズ」を巡る
絶賛真冬のトロントです。2日目にしてスニーカーに穴が開いていることに気づきましたiwasarobotです。何でや。
昨日Distillery District(ディスティレリーディストリクト)のクリスマスマーケットでターキーをかじりながら水たまりにつっこみ、「なんだか右足だけ水が染みるな~」と思っていたのですが靴の先が破れてました。ええ~。
ラッキーなことにトロントでは知人が車で案内してくれ、極寒の雪の中はあまり歩かないで済んでいるのですが、この先の国ではそんな贅沢な旅は望めません。
どこかでスニーカーを買わないといけませんね...ああ、いきなりの出費。
※写真は赤煉瓦が特徴的なショッピングエリア、Distillery Districtの今年のクリスマスマーケットの様子。ウイスキーの製造工場跡を利用した敷地内は大混雑で、入場制限がかかっていました!
カナダの鉄板ネタ「プーティン・ホッケー・ティムホートンズ」
最近、ネットで「海外の感想」や「海外の反応」といったまとめサイトを目にする機会が増えています。
「4chan」や「reddit」など、日本でいうなら2chのような巨大掲示板の書き込みを翻訳して記事にしており、私も「暇は無味無臭の劇薬」というサイトが好きでよく読んでいます。
そういった海外掲示板の記事でカナダ人をいじる時の鉄板が上記の「プーティン・ホッケー・ティムホートンズ」なのです。
たとえば「外国人がアメリカ人とカナダ人の見分け方を議論するスレ」や「カナダらしさを一枚に集約するとこんな風になる」という記事では、
「プーティンを忘れてるよ!」だとか、「ティムホートンズのダブルダブルも入れないと」といった書き込みが見られます。
もちろんこの3つの他にも泣く子も黙る王道「メイプルシロップ」や「ポンポン付きニット帽(チューク)」などもカナダの特徴的なアイテムが挙げられていますが、今回の滞在ではステレオタイプとして印象に残っているこの3つにフォーカスしてみました。
と大仰にいっても、1日あれば余裕でこの3つを制覇できてしまうんですけどね。
プーティンとは?
元KGBのロシアのラスボスを彷彿とさせる名前ですが、プーティンはポテトフライをベースにしたカナダ料理です。グレイビーソースとチーズのかけら(チーズカード)をかけてアツアツのうちにいただきます。
トロントでは町のいたるところにプーティンを出すお店を見つけることができました。
はやる気持ちをおさえ、今回はThe Theatre Centreの手芸品販売イベント「City of Craft」に行く途中に見つけたプーティン店に入ってみました。
開店前からお店の前に行列ができており、かなりの人気店。なんと「トロントのベスト・プーティン」の一つと評されているお店でした!ラッキー!
小さいサイズのサワーソースがトッピングされた"The Works"(6.85カナダドル=約700円)をいただきました。…う、うまい!うまいうまい!ジャンクな美味しさでおなかがかなり膨れます。
小さいサイズでも日本人女性には結構食べきるのは厳しいかもしれません。
今回訪れたプーティンの店ご紹介
1112 Queen Street West Tronto, Ontario M6J 1H9
(647)342-3732
国民的スポーツ、アイスホッケーの殿堂
季節は冬!まさにホッケーシーズン!ということで本当は試合を観戦したかったのですが、思い立ったのが遅すぎたので今回は「ホッケーの殿堂」でホッケー体験してきました。
「Hockey Hall of Fame」では入場料18カナダドル(約1,800円)を支払い、伝説の選手やチームユニフォーム、優勝カップなどを見ることができます。
スポーツミュージアムだけにお客様は男性ばかりかと思っていたのですが、老若男女、子供からご老人までが興奮して展示に見入っていました。
さすがホッケー強豪国、小学校の体育でもホッケーをやるそうです。
駐在員氏によると「外国人の部下とのコミュニケーションを深めるには、スポーツネタの話をしておけば間違いない!」とのことです。
確かにサッカーや野球のローカルチームがある地域では、そのテーマの話ができれば社内のコミュニケーションが円滑になりますよね。駐在員氏のトロントオフィスではホッケーファンが多いようです。
(負け試合の翌日はなるべくその話題には触れないようにしないといけませんね...。)
ホッケー選手に詳しくないにわかファンでも楽しめるアトラクションもあります。打つ側、守る側の体験ゲームが用意されています。
私も守備側に挑戦してみたのですが、劇的に難しいです!有名選手のムービーに合わせてパックが顔や体にめがけてびゅんびゅん飛んできます。後半では実際の試合のムービーに合わせて複数の選手が画面に登場し、右や左にパスが回される中ゴールを守ります。
反射神経に自信のある方はぜひ挑戦を!
ティム・ホートンズとは?
通称Timmy's、カナダの国民的コーヒーチェーンです。日本で言えばドトールとかそんな感じでしょうか。どこに行ってもあります。
道を曲がればティムホートンズ、空港にもショッピングエリアにもティムホートンズ。英語を勉強するワーキングホリデー中の日本人の働き口の定番らしいです。
カナダ人の魔法の呪文「ダブル・ダブル」を唱えると、なんとミルクとシュガーが2倍に!
ワーホリ美女によると、お客様のなかには「トリプル・トリプル」をオーダーする強者もいらっしゃるとか。
甘い系のメニューは日本人にとってはどれもとてつもなく甘い!というワーホリ美女の薦めで砂糖抜きのカフェラテを注文しました。ふつうにおいしかったです。ふつうすぎて写真すら撮るのを忘れましたんでぐぐってください。
彼女によると、今はマニュアルに沿って新人教育がなされているそうですが、
以前はマニュアルもなく、スタッフは非ネイティブが中心のため、訛りの聞き取りが苦手な日本人はなかなか仕事を覚えるのは大変だったそうです。
以上、海外掲示板の鉄板カナダネタ3つをめぐる旅でした。
これからノープランでカナダに乗り込む方に少しでもご参考になりましたら幸いです。