【世界一周:ペルー】雨期のマチュピチュ、2泊3日鉄道の旅

雨期のペルーレイルにご用心。鉄道で行くマチュピチュの旅

♪は~るばる~来たぜマーチュピーチュー(←サブちゃんボイスで再生してください)

いつもとだいぶ違うテンションで記事の1行目をはじめてしまうほど、日本人にとって一種あこがれの地であるマチュピチュ

クスコ滞在で高地へ十分体を慣らし、いざマチュピチュへ出発です。マチュピチュのほうがクスコよりも約900m標高が低い(クスコ3,300m、マチュピチュマチュピチュ2,400m)ので、クスコで高山病にならなければ、マチュピチュで罹患する可能性は低いはずです。

 

以前の記事でも触れましたが、雨期にはペルーレイルの運行が変わります。チケット購入時にしっかり説明文を読みましょう。 

以下は2015年時点における、ペルーレイルwebサイトの情報です。

f:id:iwasarobot:20150609121537p:plain

  • 通常、マチュピチュ行きのペルーレイルは、ポロイ(Poroy)駅~パチャール(Pachar)駅経由~マチュピチュ駅(旧アグアス・カリエンテス)区間を運航しています。
  • しかし、1月~4月の雨季にかぎり、ペルーレイルのポロイ駅が閉鎖されます。
  • かわりにクスコ市内にあるワンチャック(Wanchaq)駅~パチャール駅間をペルーレイルが運行するバスで移動し、パチャール駅で鉄道に乗り換えます。
  • バスのチケットは鉄道チケット購入時に含まれています。

クスコ市内からワンチャック駅までは歩ける距離ですが、宿の位置や荷物の量などによってはタクシーのほうが便利かもしれません。事前に地図アプリなどで調べておくことをおすすめします。

 

また、ワンチャック駅は出発する列車の多くが朝、到着する列車は夕方~夜に集中しているためか、昼間は駅の扉を閉めているようです。

お昼頃、駅の場所を確認するため下見に行ったのですが、扉が閉まっていたためにどこが駅なのか非常にわかりづらかったです。

駅の入り口は、パチャクテック通り(Pachacutec)に面した側にあります。

徒歩で行かれる方は、ストリートビューなどで事前に駅入り口の場所を確認したほうがいいかもしれません。 

f:id:iwasarobot:20150609121917j:plain

ワンチャック駅からパチャール駅までのバスは、ピカピカで快適でした。
しかし途中からはかなりの山道でカーブも多いため、酔い止めを飲んでおくとさらに快適に過ごせるでしょう。

 

f:id:iwasarobot:20150112074550j:plain

また、パチャール駅ではチケットに記載されているA~Dの各車両ごとに搭乗するのですが、搭乗待ちで並んでいる順番にその場で座席を割り振られました。

私は偶然にも、パチャール駅の待合所で韓国人家族&日本人の一人旅の方と仲良くなり、一緒に列に並んでいたため、近くに座ることができました。おお、ラッキー。

 

パチャール駅にはきれいなお手洗いのほか、小さな待合室があり、暖房もあります。

お菓子を買うこともできますが、かなり高額になっているので、クスコで食べ物を調達して持ってきた方が経済的です。
待合室では、親切に韓国人家族の方からお菓子を分けていただいたり、待合室の暖房に近い席を譲っていただいたりしました。寒い日だったので助かりました。

f:id:iwasarobot:20150609122146j:plain

宿に荷物を置いたらマチュピチュ行きのバスに乗り込もう

f:id:iwasarobot:20150113093547j:plain

終点マチュピチュ駅に到着したら、まずは宿に向かいましょう。
駅を出るとすぐに屋根付きのおみやげゾーンが広がっています。方向を見失い易いので、宿までの地図(通りの名前が分かるもの)は必ず用意していきましょう。

まず宿に宿泊用の荷物を置き、軽装になったら、いざマチュピチュへ!
遺跡の入り口までは、村の中央、川沿いのバス停からシャトルバスを利用します。

(足腰に自信がある方は1時間歩いて登山してもOKですが...。)

 

外国人はこの料金をUSドルで払う必要があります。

2015年時点では、シャトルバスの往復チケットの値段は18.5USドルでした。
(値段はインフレや為替の関係で変わりますので、最新情報を確認してくださいね。)

また、ひどく折れたり破れたりしたお札は受け取りを拒否されますので、必ず綺麗なお札を用意しておきましょう!

参考:シャトルバスに関する英語のTips

Machu Picchu Entrance Tickets » How to Buy Shuttle Bus Tickets for Machu Picchu

 

日光の「いろは坂」を彷彿とさせる山道をガンガン進むと、マチュピチュ遺跡の入り口に到着です!


私は当初、2泊3日もあるのでツアーを使わず自分で歩いて回ろうと考えていたのですが、なんとシャトルバスの隣の席に座っていたルーマニア人とペルー人の3人組が

「僕たちと一緒のツアーに入ったらいいじゃない!」

と誘ってくれ、専属ガイド・マリアさんのツアーに飛び入りで参加させてもらえることになりました。世の中にはなんて親切な人がいるんでしょう。。。

f:id:iwasarobot:20150112124934j:plain

白い服を着ているのが、ベテラン英語ガイドのマリアさんです。連日マチュピチュを歩き通しているだけあって、若いお客さんが息を切らせるなか、ヒョイヒョイと石段を登っていきます。

ガイド自体は1時間ほどですが、その後も自分で遺跡の中を歩き回ることができます。

f:id:iwasarobot:20150114021540j:plain

普通のスニーカーにダウンジャケットとスカート、リュックじゃなくてハンドバッグ、という出で立ちでやってきたマチュピチュ

段差が多いので、パンツスタイルにリュックにすればよかった...と思いました。

また、日本から履いてきたスニーカーについに穴があいてしまいました笑

 

関連記事:

iwasarobot.hatenablog.com